天聲人語07年8月14日

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隣の芝生は青く見える
    明治生まれの大歌人斎藤茂吉は、正直な人だった。會食で鯉(こい)料理が出たときのこと、隣の膳(ぜん)をしげしげと眺め、鯉を替えてほしいと頼んだ。隣のが大きく見えたからだ。だが替えてみると、今度はそれが小さく見えてきて、また元に戻してもらった(「文人悪食(あくじき)」嵐山光三郎)。
    明治年代出生的大歌人齋藤茂吉是個老實人。在一次聚餐中,烹制的鯉魚上來之后,他三番兩次往旁邊人的桌上看,還求別人跟他把魚交換一下。原來他覺得鄰桌的魚看起來大。但是,換過來之后一看,這回看起來又顯得小了,于是又求人把自己的換回來。(《文人惡食》嵐山光三郎)
    茂吉ほどではないにせよ、隣の芝生は青く見える。お盆休みの今なら、「隣の車線は速く見える」だろうか。渋滯の中、あっちが速いと車線を変えたとたんに、動かなくなる。舌打ちした経験は、だれにでもあるだろう。
    即使程度不如茂吉之甚,人們也大都這山望著那山高。在盂蘭盆節(jié)休假的當下,則是“這個車道望著那個車道快”了吧。堵車的時候,以為那邊快于是改變車道,結(jié)果一過來就動不了了。這種令人皺眉的經(jīng)歷大家都遇到過吧。
    ふるさとや行楽地への行き來で、各地の高速道路は激しい渋滯だ。きのうは休みの折り返し點だったのか、午前中は下りで、夕方になると上りで、長い車の列ができた。そしてきょうがUターンラッシュのピークだという。
    來往于老家或游玩地的客流引起了高速路嚴重的堵塞。大概是因為昨天是假期的折返點吧,上午是下行線,傍晚是上行線,車流排起了長隊。并且據(jù)說今天是回歸高峰的頂點。
    自然渋滯は、ささいなことで起きるらしい。東大大學(xué)院の西成活裕?準教授によれば、何かの拍子に一臺の速度が落ちると、後続は次々にブレーキを踏む。その減速が連鎖して渋滯になるそうだ。防ぐには、最低でも40メートル以上の車間距離が必要だと、著書「渋滯學(xué)」で述べている。
    自然交通堵塞好像會因為一點點小事而被引發(fā)。據(jù)東大研究生院的西成活裕副教授講,因為什么原因一輛車的速度下降的話,后續(xù)的車輛會次第剎車減速。引起減速連鎖反應(yīng)而形成交通堵塞。,為防止這種現(xiàn)象,最低40米以上的車間距離是必需的,這在其著作《交通堵塞學(xué)》里有所論述。
    急ぐ旅でも車間は詰めない方が、結(jié)局は早く著くのである。あっち、こっちと車線を変えるのも、渋滯に輪をかけるだけらしい。
    即使著急趕路,也不要讓使車間趕得過緊,這樣結(jié)果反而會早些到達。一個勁兒地改變車道似乎只能給堵塞雪上加霜。
    自分が追い抜いた車はすぐ視界から消える。だが抜かれたときは、お尻を長く見続けることになる。それが、自分の車線は遅いと錯覚する一因だと、米などの大學(xué)が報告している。五十歩百歩と心得て、「隣の幸?!工颏亭郡蓼踏瑜ψ撙辘郡ぁ?BR>    據(jù)美國等大學(xué)的報告說,自己超過的車會立刻從視線里消失,但是被別的車超過的話,前車的車尾能看到的時間很長。這就是產(chǎn)生自己所在車道慢的錯覺得一個原因。希望大家開車時都能明白大家都是半斤八兩,而不要嫉妒“鄰人的幸?!薄?BR>