日本の高等教育制度
1。高等教育機関の種類と修業(yè)年限等
日本に留學(xué)して、どんな分野を、どんな教育機関で勉強したいのか、そしてそれは可能なのかを、留學(xué)する前に、よく點検してください。自分の専攻したい分野が日本で學(xué)べるとは限りませんし、日本ではあまり発達していない學(xué)問分野や、今ではもう研究されなくなった分野もあります。また、デザインや寫真などのように大學(xué)よりもむしろ専修學(xué)校に主に設(shè)置されている分野もあります。
<大 學(xué)> 日本の大學(xué)には通常學(xué)部が設(shè)置され、さらに大學(xué)院を設(shè)置しているところもあります。
(a)學(xué) 部 修業(yè)年限は4年(醫(yī)、歯、獣醫(yī)學(xué)部は6年)で、卒業(yè)すると學(xué)士の稱號を得ることができる。
(b)大學(xué)院 修士課程(2年)と博士課程(5年)がある。博士課程は前期課程(2年。上記修士課程に該當(dāng))と後期課程に分かれている。修了者にそれぞれ修士、博士の學(xué)位が授與される。
<短期大學(xué)> 修業(yè)年限2年(または3年)
<専修學(xué)校> 私費留學(xué)生の入學(xué)対象になるのは専門課程。修業(yè)年限1~4年だが、2年が中心。卒業(yè)すれば、専門士の資格が得られるところが多い。
2。設(shè)置者別にみた大學(xué)
上記の高等教育機関は、運営母體の種類によって、以下のように、國立、公立、私立の別があります。
國立:國が設(shè)置した學(xué)校です。大學(xué)の場合は各都道府県に最低一校、全部で99大學(xué)(99年度)あります。授業(yè)料は、文系?理系にかかわりなく全國同一金額です。
公立:県や市などの自治體が設(shè)置した學(xué)校です。公立の大學(xué)は、全國で66大學(xué)(99年度)あります。授業(yè)料などの納付金は、國立大學(xué)とほぼ同程度に設(shè)定されています。
私立:民間ベースで設(shè)置された學(xué)校です。全國で457大學(xué)(99年度)あり、東京を中心とする首都圏に約40%が集中しています。授業(yè)料は各大學(xué)によって異なります。大學(xué)によってそれぞれ獨自の特色を持っています。
日本語學(xué)校が東京圏に集中していることもあって、留學(xué)生の多くは地方にある大學(xué)へ進學(xué)したがらない傾向があります。しかし、地方の大學(xué)は、授業(yè)のレベルが東京圏の大學(xué)と違いのないのはもちろんのこと、留學(xué)生宿舎の建設(shè)など留學(xué)生受入體制の整備が進んできています?!笘|京で生活していた頃と比べて生活費が半額近くになり、生活に余裕が出て充実した留學(xué)生活を送ることができました」と言う留學(xué)生も少なくありません。ほとんどの地方に國?公立大學(xué)がありますし、獨自の伝統(tǒng)と特色を持つ私立大學(xué)も少なくありません。
文部省では、留學(xué)生受入れを推進するために、留學(xué)生の東京集中を改めて、地方に分散化する方針を打ち出しています。東京にこだわらずに思い切って地方大學(xué)に行く勇気も大切です。
3。専修學(xué)校
専修學(xué)校はほとんどが、私立になります。全留學(xué)生のうち、12.4%程度が専修學(xué)校で學(xué)んでいます(1999年5月1日)。専修學(xué)校は目的も設(shè)置基準(zhǔn)も大學(xué)や短大と大きく異なります。學(xué)校數(shù)も多いので選定に迷う人も少なくないのではないでしょうか。
専修學(xué)校の目的と種類、経費専修學(xué)校は、大學(xué)のように學(xué)問研究ではなく、「職業(yè)、若しくは実際生活に必要な能力を育成」すること、つまり社會ですぐに役立つ実技を習(xí)得する事を主な目的にしています。設(shè)置されている學(xué)科は、次の8分野に區(qū)分されます。入學(xué)金?授業(yè)料などの初年度納付金も、醫(yī)療関係を別にすれば、70~130萬円程度になります。
(1)工業(yè)?。?)農(nóng)業(yè)?。?)醫(yī)療?。?)衛(wèi)生 (5)教育?社會福祉 (6)商業(yè)実務(wù)?。?)家政?服飾?。?)文化?教養(yǎng)
認(rèn)可の有無を確かめる専修學(xué)校の認(rèn)可は自治體が行っています(國立の場合は國が認(rèn)可)。1999年5月現(xiàn)在、全國には約3?014校、65萬人の専修學(xué)校生が在籍しています(東京では、397校、約17萬7千人)。これ以外に、學(xué)校名は似ていても認(rèn)可を取らずに設(shè)置されているものも多數(shù)ありますから、専修學(xué)校の認(rèn)可のあるなしをまず確かめる必要があります。無?未認(rèn)可の學(xué)校に入學(xué)すると、「留學(xué)」の在留資格が認(rèn)められません。
専門士の資格がとれるかどうか確認(rèn)するまた、文部科學(xué)大臣が以下の3つの條件を満たすと認(rèn)めた學(xué)科を卒業(yè)すると、専門士の稱號が與えられます。?修業(yè)年限2年以上?総授業(yè)時間數(shù)が1,700時間以上?試験などにより成績評価を行い、その評価に基づいて卒業(yè)の認(rèn)定を行っていること専門士の稱號を持っていることが、専修學(xué)校で學(xué)んだ専門に関連する職業(yè)に日本で就こうとする場合、就労の在留資格を所得する條件となります。専門士の稱號がもらえない學(xué)科を卒業(yè)すると、日本で就職するための資格を満たさないことになりますから、出願前に確認(rèn)しておきましょう。
専修學(xué)校は大學(xué)の予備課程ではない大學(xué)に進學(xué)するための予備課程として専修學(xué)校に進學(xué)する外國人學(xué)生も時々いるようですが、専修學(xué)校の勉學(xué)內(nèi)容は大學(xué)受験に直接結(jié)びつきません。出席についても大學(xué)より厳しくチェックするところが多いですし、宿題も出ます。
4。學(xué)位の取得
學(xué)位の取得は、留學(xué)生にとって特に重要な問題です。學(xué)士や修士の學(xué)位は、普通に卒業(yè)すれば得られますが、問題は博士の學(xué)位です。特に文化系における博士の學(xué)位については、日本は、米國等の他の國々とは違って従來、學(xué)者として完成度の高い研究者に授與されてきたという経緯があるため、きわめて取得が困難です。そのため日本人の場合、文科系の研究者の多くが、博士學(xué)位を取得しないまま大學(xué)等の教育研究職に就いているのが現(xiàn)狀です。
これに対し、文部省を中心に、1991年學(xué)位授與規(guī)定を改正するなどして、留學(xué)生の學(xué)位取得を促進する施策が進められてきました。近年多少の改善が見られますが、各大學(xué)、各研究科によって対応がばらばらであり、1996年度の時點では、下の表にあるように、文科系の博士學(xué)位の取得率は17%とまだまだ低水準(zhǔn)にあります。
1。高等教育機関の種類と修業(yè)年限等
日本に留學(xué)して、どんな分野を、どんな教育機関で勉強したいのか、そしてそれは可能なのかを、留學(xué)する前に、よく點検してください。自分の専攻したい分野が日本で學(xué)べるとは限りませんし、日本ではあまり発達していない學(xué)問分野や、今ではもう研究されなくなった分野もあります。また、デザインや寫真などのように大學(xué)よりもむしろ専修學(xué)校に主に設(shè)置されている分野もあります。
<大 學(xué)> 日本の大學(xué)には通常學(xué)部が設(shè)置され、さらに大學(xué)院を設(shè)置しているところもあります。
(a)學(xué) 部 修業(yè)年限は4年(醫(yī)、歯、獣醫(yī)學(xué)部は6年)で、卒業(yè)すると學(xué)士の稱號を得ることができる。
(b)大學(xué)院 修士課程(2年)と博士課程(5年)がある。博士課程は前期課程(2年。上記修士課程に該當(dāng))と後期課程に分かれている。修了者にそれぞれ修士、博士の學(xué)位が授與される。
<短期大學(xué)> 修業(yè)年限2年(または3年)
<専修學(xué)校> 私費留學(xué)生の入學(xué)対象になるのは専門課程。修業(yè)年限1~4年だが、2年が中心。卒業(yè)すれば、専門士の資格が得られるところが多い。
2。設(shè)置者別にみた大學(xué)
上記の高等教育機関は、運営母體の種類によって、以下のように、國立、公立、私立の別があります。
國立:國が設(shè)置した學(xué)校です。大學(xué)の場合は各都道府県に最低一校、全部で99大學(xué)(99年度)あります。授業(yè)料は、文系?理系にかかわりなく全國同一金額です。
公立:県や市などの自治體が設(shè)置した學(xué)校です。公立の大學(xué)は、全國で66大學(xué)(99年度)あります。授業(yè)料などの納付金は、國立大學(xué)とほぼ同程度に設(shè)定されています。
私立:民間ベースで設(shè)置された學(xué)校です。全國で457大學(xué)(99年度)あり、東京を中心とする首都圏に約40%が集中しています。授業(yè)料は各大學(xué)によって異なります。大學(xué)によってそれぞれ獨自の特色を持っています。
日本語學(xué)校が東京圏に集中していることもあって、留學(xué)生の多くは地方にある大學(xué)へ進學(xué)したがらない傾向があります。しかし、地方の大學(xué)は、授業(yè)のレベルが東京圏の大學(xué)と違いのないのはもちろんのこと、留學(xué)生宿舎の建設(shè)など留學(xué)生受入體制の整備が進んできています?!笘|京で生活していた頃と比べて生活費が半額近くになり、生活に余裕が出て充実した留學(xué)生活を送ることができました」と言う留學(xué)生も少なくありません。ほとんどの地方に國?公立大學(xué)がありますし、獨自の伝統(tǒng)と特色を持つ私立大學(xué)も少なくありません。
文部省では、留學(xué)生受入れを推進するために、留學(xué)生の東京集中を改めて、地方に分散化する方針を打ち出しています。東京にこだわらずに思い切って地方大學(xué)に行く勇気も大切です。
3。専修學(xué)校
専修學(xué)校はほとんどが、私立になります。全留學(xué)生のうち、12.4%程度が専修學(xué)校で學(xué)んでいます(1999年5月1日)。専修學(xué)校は目的も設(shè)置基準(zhǔn)も大學(xué)や短大と大きく異なります。學(xué)校數(shù)も多いので選定に迷う人も少なくないのではないでしょうか。
専修學(xué)校の目的と種類、経費専修學(xué)校は、大學(xué)のように學(xué)問研究ではなく、「職業(yè)、若しくは実際生活に必要な能力を育成」すること、つまり社會ですぐに役立つ実技を習(xí)得する事を主な目的にしています。設(shè)置されている學(xué)科は、次の8分野に區(qū)分されます。入學(xué)金?授業(yè)料などの初年度納付金も、醫(yī)療関係を別にすれば、70~130萬円程度になります。
(1)工業(yè)?。?)農(nóng)業(yè)?。?)醫(yī)療?。?)衛(wèi)生 (5)教育?社會福祉 (6)商業(yè)実務(wù)?。?)家政?服飾?。?)文化?教養(yǎng)
認(rèn)可の有無を確かめる専修學(xué)校の認(rèn)可は自治體が行っています(國立の場合は國が認(rèn)可)。1999年5月現(xiàn)在、全國には約3?014校、65萬人の専修學(xué)校生が在籍しています(東京では、397校、約17萬7千人)。これ以外に、學(xué)校名は似ていても認(rèn)可を取らずに設(shè)置されているものも多數(shù)ありますから、専修學(xué)校の認(rèn)可のあるなしをまず確かめる必要があります。無?未認(rèn)可の學(xué)校に入學(xué)すると、「留學(xué)」の在留資格が認(rèn)められません。
専門士の資格がとれるかどうか確認(rèn)するまた、文部科學(xué)大臣が以下の3つの條件を満たすと認(rèn)めた學(xué)科を卒業(yè)すると、専門士の稱號が與えられます。?修業(yè)年限2年以上?総授業(yè)時間數(shù)が1,700時間以上?試験などにより成績評価を行い、その評価に基づいて卒業(yè)の認(rèn)定を行っていること専門士の稱號を持っていることが、専修學(xué)校で學(xué)んだ専門に関連する職業(yè)に日本で就こうとする場合、就労の在留資格を所得する條件となります。専門士の稱號がもらえない學(xué)科を卒業(yè)すると、日本で就職するための資格を満たさないことになりますから、出願前に確認(rèn)しておきましょう。
専修學(xué)校は大學(xué)の予備課程ではない大學(xué)に進學(xué)するための予備課程として専修學(xué)校に進學(xué)する外國人學(xué)生も時々いるようですが、専修學(xué)校の勉學(xué)內(nèi)容は大學(xué)受験に直接結(jié)びつきません。出席についても大學(xué)より厳しくチェックするところが多いですし、宿題も出ます。
4。學(xué)位の取得
學(xué)位の取得は、留學(xué)生にとって特に重要な問題です。學(xué)士や修士の學(xué)位は、普通に卒業(yè)すれば得られますが、問題は博士の學(xué)位です。特に文化系における博士の學(xué)位については、日本は、米國等の他の國々とは違って従來、學(xué)者として完成度の高い研究者に授與されてきたという経緯があるため、きわめて取得が困難です。そのため日本人の場合、文科系の研究者の多くが、博士學(xué)位を取得しないまま大學(xué)等の教育研究職に就いているのが現(xiàn)狀です。
これに対し、文部省を中心に、1991年學(xué)位授與規(guī)定を改正するなどして、留學(xué)生の學(xué)位取得を促進する施策が進められてきました。近年多少の改善が見られますが、各大學(xué)、各研究科によって対応がばらばらであり、1996年度の時點では、下の表にあるように、文科系の博士學(xué)位の取得率は17%とまだまだ低水準(zhǔn)にあります。