動(dòng)詞の自他について
吉川 武時(shí)
自他の対応は、原則として格助詞「が-を」の対応をするが、本稿では「が-を」以外の対応をするものについても述べる。また、フォーク型対応と言って、1つの自動(dòng)詞に2つ(以上)の他動(dòng)詞が対応するもの、この逆のものなどについても述べる。
自動(dòng)詞・他動(dòng)詞の対応、いわゆる自他の対応とは「開(kāi)く akU:開(kāi)ける akERU」のように、語(yǔ)根(ak-)を共通にし、接尾辭(-U、-ERU)によって自動(dòng)詞・他動(dòng)詞となる1組の動(dòng)詞のことである。この接尾辭「-U、-ERU」は、自他の対応のパターンの1つである。こうした対応のタパーンは、以下に挙げるように 11 (その他を入れると 12)ある。対応する自動(dòng)詞と他動(dòng)詞は、一般に「戸が開(kāi)く:戸を開(kāi)ける」のように、「ガ格名詞+自動(dòng)詞」「ヲ格名詞+他動(dòng)詞」として用いられる。格助詞だけを示せば「が-を」であるので、自他の対応とは「が-を」の対応と言うことができる。しかし、數(shù)ある動(dòng)詞の中には“自他の対応”と言っても、「が-を」以外の対応をするものがある。そこで、各対応のパターンについて、これらを調(diào)べてみる。
自動(dòng)詞と他動(dòng)詞の形の上の対応のルール
(1)ふさがる ふさぐ husag-ARU husag-U
(2)あがる あげる ag-ARU ag-ERU
(3)あく あける ak-U ak-ERU
(4)とれる とる tor-ERU tor-U
(5)ぬれる ぬらす nur-ERU nur-ASU
(6)たおれる たおす tao-RERU tao-SU
(7)かわく かわかす kawak-U kawak-ASU
(8)のびる のばす nob-IRU nob-ASU
(9)おちる おとす ot-IRU ot-OSU
(10)のこる のこす noko-RU noko-SU
(11)のる のせる no-RU no-SERU
(12)きえる けす k-IERU k-ESU
『日本語(yǔ)文法入門(mén)』(アルク)(p.72~74)。
この中で一番數(shù)が多いのは(2)、次いで(3)である。これをじっとながめていると、いろいろなことが見(jiàn)えてくるだろう。
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(3)と(4)とでは自動(dòng)詞と他動(dòng)詞が逆になっている。
(5)以下は自動(dòng)詞側(cè)(左)に -RU があり((7)を除く)、他動(dòng)詞側(cè)(右)に -SU がある。
(5)(7)(8)では他動(dòng)詞側(cè)が -ASU となっている。
(4)(5)の自動(dòng)詞側(cè)の -ERU と(2)(3)の他動(dòng)詞側(cè)の -ERU は歴史的に異なる音韻だったと予想される。同じ語(yǔ)形が一方は自動(dòng)詞化、一方は他動(dòng)詞化というのは考えにくい。 ※小生はこの方面に詳しくないので、これ以上のことは言えない。
(1)ARU-U husagARU-husagU
次の例は、一般的な「が-を」の対応をする。
自動(dòng)詞
例
他動(dòng)詞
例
ふさがる
泥で穴がふさがる
ふさぐ
栓で穴をふさぐ
つながる
電極がつながる
つなぐ
電極をつなぐ
ささる
指にとげがささる
さす
腕に針をさす
「くるまる:くるむ」
「くるまる:くるむ」も「が-を」の対応をするが、用法に差がある。
自動(dòng)詞
例
他動(dòng)詞
例
くるまる
? 野菜が紙にくるまる
赤ちゃんがふとんにくるまる くるむ 野菜を紙にくるむ
? 赤ちゃんをふとんにくるむ 「またがる:またぐ」 「またがる:またぐ」は次のようになる。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 またがる どぶにまたがる
この問(wèn)題は両方にまたがる またぐ どぶをまたぐ
* この問(wèn)題は両方をまたぐ 上の例では「に-を」の対応をしているが、下の例のように「またぐ」が使えない場(chǎng)合もある。 ◎「フォーク型対応」について --「つながる:つなげる、つなぐ」を例に-- ある1つの自動(dòng)詞(あるいは他動(dòng)詞)に対して2つ(以上)の他動(dòng)詞(あるいは自動(dòng)詞)が対応している場(chǎng)合がある。これをフォーク型対応と言う。自動(dòng)詞を左側(cè)に、他動(dòng)詞を右側(cè)に置いたとき、右に開(kāi)くようなフォーク型対応を右フォーク型と言うことにしよう。(あとで述べるが、左フォーク型もある。) つながる < つなぐ tunagARU < tunagU (1) つなげる tunagERU (2) この例では「つながる」という自動(dòng)詞に「つなぐ、つなげる」という2つの他動(dòng)詞が対応している?!袱膜胜耄氦膜胜啊工螌潖辘?1)のパターンであり、「つながる:つなげる」の対応は(2)のパターンである。 ◎フォーク型対応の場(chǎng)合の助詞の対応 --「つかまる:つまむ、つかまえる」を例に-- 次の例「つかまる:つかむ、つかまえる」もフォーク型対応である。 つかまる < つかむ tukamARU < tukamU (1) つかまえる tukamAERU (その他) この例では、他動(dòng)詞「つかむ」と「つかまえる」は使い分けられている。このような場(chǎng)合、自他の対応が二組考えられる?!袱膜蓼耄氦膜蓼唷工取袱膜蓼耄氦膜蓼à搿工扦ⅳ?。また漢字で書(shū)くときは、異なる文字を使う。 「つかまる:つまむ」は「に-を」の対応をする。漢字は「摑」を書(shū)く。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つかまる 吊り革につかまる つかむ 吊り革をつかむ 「つかまる:つかまえる」の対応はどうなっているか、次に調(diào)べてみよう。なお、この場(chǎng)合、漢字は「捕」を書(shū)く。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つかまる 泥棒が巡査につかまる つかまえる 巡査が泥棒をつかまえる 助詞の対応を調(diào)べるには、同じ名詞に付く格助詞を比較する。分かりやすくするために補(bǔ)語(yǔ)を1つずつにすると、次のようになる。 つかまる 泥棒が つかまる つかまえる 泥棒をつかまえる 巡査につかまる 巡査が つかまえる 「泥棒が」が「泥棒を」となっている。つまり、「が-を」の対応である。また、「巡査に」が「巡査が」となっている。つまり、「に-が」の対応である。つまり、「が-を」の対応と「に-が」の対応があるわけである。 「からまる:からむ」 「からまる:からむ」は、一見(jiàn)(1)のパターンの自他の対応と考えられる。しかし、用法をよく調(diào)べてみると、そうとは言えなくなってくる。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 からまる 糸が棒にからまる
? 酔っぱらいが市民にからまる からむ ? 糸が棒にからむ
酔っぱらいが市民にからむ 上の例に見(jiàn)るように、 「からむ」は「を」を取らない。 さらに、用法が相補(bǔ)的(互いに補(bǔ)い合う形)になっている。これは、よく似ているが別の意味の動(dòng)詞(自動(dòng)詞)と考えられる。そこで次のようになる。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 からまる 糸が棒にからまる
? 酔っぱらいが市民にからまる ... ............ からむ ? 糸が棒にからむ
酔っぱらいが市民にからむ ... ............ これとは別に「からむ」を「に」を取る“他動(dòng)詞”と考えることもできる。 さらに、あまり使われないが「からめる」という動(dòng)詞(他動(dòng)詞)もある。これらを考え合わせると、次のようなフォーク型対応をしていると考えられる。(「からむ」を一応他動(dòng)詞側(cè)(右)に置く) からまる < からめる karamARU < karamERU (2) からむ karamU (1) そして次の3つの言い方ができる。 からめる 他動(dòng)詞 棒に糸をからめる からませる 「からむ」の使役形 棒に糸をからませる からまらせる 「からまる」の使役形 棒に糸をからまらせる
|||(2)ARU-ERU agARU-agERU 次の例は、一般的な「が-を」の対応をする。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つまる りんごが箱につまる つめる りんごを箱につめる はまる 絵が額にはまる はめる 絵を額にはめる 改まる 規(guī)則が改まる 改める 規(guī)則を改める 「つとまる:つとめる」 「つとまる:つとめる」は次のように用いられる。 自動(dòng)詞 例 (他動(dòng)詞) 例 勤まる 仕事が勤まる 勤める 會(huì)社に勤める 「勤める」は「を」を取らないから厳密な意味で他動(dòng)詞とは言えない。名詞に付く格助詞を見(jiàn)ると「が」「に」となっているが、同じ名詞が用いられているわけではない。意味的にやや特殊な対応をする動(dòng)詞である。 「あずかる:あずける」と「さずかる:さずける」 「あずかる:あずける」は、両者とも「を」を取り、厳密な意味での「自他の対応」とは言えない。しかし、一般の ARU-ERU で自他の対応をする動(dòng)詞と違うという感じがしない。 問(wèn)題は、その対応において格助詞がどう変わるかである。次の例で、同じ名詞に付く格助詞に注目してみよう。 銀行が人からお金を預(yù)かる 人が銀行にお金を預(yù)ける 銀行が お金を預(yù)かる 銀行にお金を預(yù)ける 人からお金を預(yù)かる 人が お金を預(yù)ける 「銀行が」が「銀行に」となっている。つまり「が-に」の対応である。また、「人から」が「人が」となっている。つまり、「から-が」の対応である?!袱黏颉工悉饯韦蓼蓼扦ⅳ?。つまり、「が-に」の対応と「から-が」の対応があるわけである。 「さずかる:さずける」も「あずかる:あずける」と同様に考えることができる。ただ、この場(chǎng)合は「から」の代わりに「に」でもよい。 夫婦が神様から子供を授かる 神様が夫婦に子供を授ける 夫婦が神様に 子供を授かる 夫婦が 子供を授かる 夫婦に子供を授ける 神様から子供を授かる 神様が 子供を授ける 神様に 子供を授かる ◎フォーク型対応の動(dòng)詞 ARU-ERU の対応パターンに関わる、いくつかのフォーク型対応の動(dòng)詞を見(jiàn)てみよう。 1「つまる」などについて 「つまる」「つめる」「つむ」「つます」など互いに関連する動(dòng)詞がある。これを整理すると次のように3組の対応パターンを考えることができる。 「つまる:つめる」 tumARU tumERU (2)の対応パターン 「つむ:つめる」 tumU tumERU (3)の対応パターン 「つむ:つます」 tumU tumASU (7)の対応パターン しかし、意味を考えると、「あるものの中に別のものをいっぱいに入れる」という意味では「つまる:つめる」だけである?!袱膜唷工蠈⑵逵谜Z(yǔ)として「玉がどこへも逃げられないようになる」ことを意味する自動(dòng)詞である。それに対する他動(dòng)詞は「つめる、つます」の二つがある。この意味で「つむ」と「つめる、つます」はフォーク型対応をなしている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つむ 玉が詰む つめる 玉を詰める;詰め將棋 つます この玉を詰ましてごらん 「つませる tumASERU」は「つむ」の使役形で、これも用いられる。 2「あわさる」などについて 漢字「合」を使った場(chǎng)合の「合わさる、合う:合わせる」は次のように用いられる。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 合わさる 2枚の紙が合わさる
*答えが合わさる 合わせる 2枚の紙を合わせる 合う 答えが合う 答えを合わせる 一般的な「が-を」の対応をしていることが分かる。ただし「答えが合わさる」という言い方はせず、「答えが合う」と言う。自動(dòng)詞では「合わさる」「合う」があるが、他動(dòng)詞では「合わさる」しかない。つまり、フォーク型対応である。左向きのフォークである。今までのは右向きフォークだった。 合わさる > 合わせる awasARU > awasERU 合う aU 漢字「會(huì)」の場(chǎng)合は人について用いられ、「會(huì)う:會(huì)わせる」という対応をする?!笗?huì)わさる」とは言わない?!笗?huì)う:會(huì)わせる」は自動(dòng)詞・他動(dòng)詞の対なのか、それとも自動(dòng)詞「會(huì)う」とその使役形なのか、問(wèn)題になる。 Aが 友達(dá)に會(huì)う ?。沥颉∮堰_(dá)に會(huì)わせる この例を見(jiàn)ると、やはり「會(huì)う:會(huì)わせる」は自動(dòng)詞とその使役形という関係と考えられる。
|||3「やすまる:やすむ:やすめる」について この3語(yǔ)はこういうフォーク型なのか。 やすまる > やすめる やすむ あるいは、こういうフォーク型なのか。 やすまる < やすめる やすむ 「やすむ」の位置によって2通りに考えられる。いずれにしても「やすまる:やすめる」と対応していることは間違いない。そして、この場(chǎng)合、格助詞の対応は「が-を」となっている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 やすまる 體がやすまる やすめる 體をやすめる 「やすむ」の典型的な例は「會(huì)社をやすむ」であろう。この場(chǎng)合、「やすむ」は自動(dòng)詞なのか、他動(dòng)詞なのか。そもそも、この「を」は何の「を」なのか。通るところの「を」(「道を歩く」)ではない。離れるところの「を」(「家を出る」)でもない。鳥(niǎo)飼浩二は<対象>を表さないと考えられる「を」の(8)として「不在の場(chǎng)所や不參加の催しを表すもの」(例:學(xué)校を休む)を挙げている。(鳥(niǎo)飼浩二「自他動(dòng)詞の認(rèn)定をめぐる序論」『月刊言語(yǔ)』1993年5月號(hào)、大修館書(shū)店)。そこで、この「を」を不在・不參加の「を」と言うことにしよう。このように、対象を表さない(と考えられる)「を」と共起する動(dòng)詞は自動(dòng)詞である。したがって、 やすまる > やすめる yasumARU > yasumERU やすむ yasumU こういう図のフォーク型と考えるのが適當(dāng)ということになる。 4「ちぢまる、ちぢむ:ちぢめる」について 左フォーク型である。 ちぢまる > ちぢめる tizimARU > tizimERU ちぢむ tizimU 5「つたわる:つたえる」について 次の例では、格助詞は「が-を」の対応をしている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つたわる うわさがつたわる つたえる 連絡(luò)事項(xiàng)をつたえる 次の例では、「が-を」の対応と「を-が」の対応がある。自動(dòng)詞の方に現(xiàn)れる「を」は通るところを表す「を」である。それは他動(dòng)詞表現(xiàn)では「が」となる。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 つたわる 電気が導(dǎo)線(xiàn)をつたわる
電気が つたわる つたえる 導(dǎo)線(xiàn)が電気をつたえる
電気をつたえる また「つたう」という動(dòng)詞は「つたわる」と形も意味も似ているが、具體的な用法は異なる。 つたう 水がといをつたって流れる 「つたう」は自動(dòng)詞である。この意味に対応する他動(dòng)詞はない。「つたえる」は意味が異なる。 他動(dòng)詞がない場(chǎng)合に“他動(dòng)詞的”表現(xiàn)をするときは、使役形が使われる。上の文を他動(dòng)詞的に表現(xiàn)すると「水をといを つたわせる」となるが、この言い方は少しおかしい。ヲ格名詞を続けて使っているからだ。このことを「二重ヲ格禁止の原則」と言う。「水に といをつたわせる」としても自然な日本語(yǔ)ではない。そこで「水」をあとに持って行って「といをつたわせて 水を 流す」とすれば、適切な文になる。 6「まざる、まじる:まぜる」について 左フォーク型である。 まざる > まぜる mazARU > mazERU まじる mazIRU 自動(dòng)詞に二つの形があるが、微妙な意味の差がある。 まざる……2種類(lèi)のものがほぼ同量入り込む まじる……あるものの中に別の少量のものが入る 他動(dòng)詞「まぜる」ではこの差はなくなる。 (3)U-ERU akU-akERU ◎フォーク型対応の動(dòng)詞 U-ERU の対応パターンに関わる、いくつかのフォーク型対応の動(dòng)詞を見(jiàn)てみよう。 1「したがう:したがえる」 「したがう:したがえる」は次のように用いられる。この意味では「が-を」の対応と「に-が」の対応がある。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 従う 家來(lái)が主人に従う
家來(lái)が 従う
主人に従う 従える 主人が家來(lái)を従える
家來(lái)を従える
主人が 従える 次の「従う」は上の例と用法が違う。対応の他動(dòng)詞がなく、もし他動(dòng)詞的表現(xiàn)をする必要があれば、使役形を用いることになる。 自動(dòng)詞 例 使役形 例 従う 生徒が校則に従う 従わせる 生徒を校則に従わせる 2「しずむ、しずまる、しずめる」について これらの動(dòng)詞については「しずむ:しずめる」という対応と「しずまる:しずめる」という対応があって、一見(jiàn)フォーク型対応をなしているように見(jiàn)える。しかし、次のような理由でこの「しずめる」は別の語(yǔ)と考えられる。 「しずむ sizumU:しずめる sizumERU」は漢字で書(shū)けば、「沈む:沈める」である。アクセントは平板式である。 一方、「しずまる sizumARU:しずめる sizumERU」は漢字で書(shū)けば、「靜まる:靜める」であって、アクセントは中高式である。(2)の対応パターンである。 (4)ERU-U torERU-torU この対応パターンでは自動(dòng)詞と他動(dòng)詞の可能形とが同じになってしまい、意味を區(qū)別するのに注意が必要である。 問(wèn)題が 自動(dòng)詞 あなたはこの問(wèn)題がか 可能形 ◎フォーク型対応の動(dòng)詞 ERU-U の対応パターンに関わる、いくつかのフォーク型対応の動(dòng)詞を見(jiàn)てみよう。 1「とける:とく、とかす」について 次の例では「とける:とく」と対応している。格助詞は「が-を」の対応をしている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 とける 問(wèn)題がとける とく 問(wèn)題をとく 次の例では「とける:とかす」と対応している。格助詞は「が-を」の対応をしている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 とける 氷がとける とかす 氷をとかす 漢字で書(shū)くときは、一般に「解」を使うが、後者では「溶・融」も使われる。フォーク型対応と言っても、このように用法が違う。また、他動(dòng)詞「とかす」には「髪の毛をとかす」という用法があるが、これに対する自動(dòng)詞はない。
|||2「ぬける:ぬく、ぬかす」について フォーク型対応をしているが、他動(dòng)詞の「抜く」と「抜かす」は微妙に使い方が違う。次の例では「ぬける:ぬく」と対応している。格助詞は「が-を」の対応をしている。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 抜ける 毛が抜ける 抜く 毛を抜く 次は自動(dòng)詞「抜ける」の例と他動(dòng)詞「抜く」の例である。これらは意味的に対応していない。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 抜ける 1人抜けるとマージャンができなくなる 抜く 前にいる選手を抜いた 次の例では「ぬける:ぬかす」と対応している。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 抜ける 名前を呼ぶとき1人抜けた 抜かす うっかり1人 抜かして名前を呼んだ 次は「抜ける」が「抜く」の可能形の例である。 (4)ERU-U の対応パターンではこういうこともあるから、注意が必要である。 瀬古ならあと3人 抜ける。(=抜くことができる) ・ (5)自他同形の動(dòng)詞について 自他同型の動(dòng)詞もいくつかある。 自動(dòng)詞 例 他動(dòng)詞 例 増す 水かさが増す 増す 精度を増す ひらく 夢(mèng)は夜開(kāi)く ひらく 本を開(kāi)く 終る 話(huà)が終る 終る 話(huà)を終る 「話(huà)が終る」「話(huà)を終る」では自他同形だが、自動(dòng)詞「終る」には「終える」という他動(dòng)詞もある?!附Kわる」「終える」は (2)ARU-ERU の対応パターンである。 [參考] 森田良行は「自動(dòng)詞と他動(dòng)詞」『國(guó)文法講座6』で自他同型の動(dòng)詞をこんなにも挙げている。 「あける、唸る、下ろす、負(fù)う、折り返す、送る、利く、組む、繰り出す、越す、さす、さし込む、渋る、する、迫る、備える、垂れる、付く、突っ込む、募る、詰める、吊る、手伝う、閉じる、伴う、濁る、覗く、運(yùn)ぶ、弾む、はだける、働く、はねる、張る、引く、引き上げる、開(kāi)く、控える、吹く、吹きつける、吹き込む、塞ぐ、ふるう、ふるまう、觸れる、卷く、負(fù)ける、増す、間違う、見(jiàn)合う、見(jiàn)直す、結(jié)ぶ、持つ、休む、病む、寄せる、割る、催す」
===同じ名詞がくるもの===
つく (手が~/手を~)
閉じる?。郡郡颉?BR> 伴う ?。ㄎj摛j摛颉?BR> 運(yùn)ぶ (話(huà)が~/話(huà)を~)
はだける(胸が~/胸を~)
はねる?。啶啶颉?BR> 張る (根が~/根を~)
開(kāi)く ?。à膜埭撙膜埭撙颉?BR> 觸れる?。ㄊ证证颉?BR> 卷く (渦が~/渦を~)
増す ?。ㄋ颉?BR> 催す ?。邭荬邭荬颉?この中には自他で意味の異なるものもある。例えば、「手がつく」「手をつく」。また、「伴う、増す」は自他のどちらが主な用法とも言えないが、その他は、他動(dòng)詞が本來(lái)の用法で、そこから自動(dòng)詞の用法も派生したものと考えられる。 ===異なる名詞がくるもの===
弾む ?。ē堠`ルが~/チップを~)
働く ?。ㄖ獝{が~/盜みを~)
引く ?。ǔ堡证颉?BR> 吹く ?。L(fēng)が~/笛を~)
結(jié)ぶ ?。▽gが~/紐を~)
持つ (體が~/荷物を~) この中には「チップを弾む」「盜みを働く」など、特別の意味のものもあり、本來(lái)別語(yǔ)とすべきものも含まれている。 「風(fēng)が吹く」「笛を吹く」の「吹く」は別語(yǔ)とすべき で、その他は他動(dòng)詞が本來(lái)の用法で、自動(dòng)詞の用法がそれから派生したものと考えられる。
參考文獻(xiàn)
多數(shù)あるが、以下には直接 參考にしたもののみを挙げる。 巖田典之(1988) 「『自動(dòng)詞・他動(dòng)詞』及び『~てある』について」『天理大學(xué)別科日本語(yǔ)課程紀(jì)要』第2號(hào)、天理大學(xué) 鳥(niǎo)飼浩二(1993) 「自他動(dòng)詞の認(rèn)定をめぐる序論」『月刊 言語(yǔ)』1993年5月號(hào)、大修館書(shū)店 豊田豊子(1994) 「使役と動(dòng)詞の自他」未刊行資料 西尾寅彌(1988) 『現(xiàn)代語(yǔ)彙の研究』明治書(shū)院 仁田義雄 編(1991) 『日本語(yǔ)のヴォイスと他動(dòng)性』くろしお出版 早津恵美子(1989) 「有対他動(dòng)詞と無(wú)対他動(dòng)詞の違いについて」『言語(yǔ)研究』95號(hào)、日本言語(yǔ)學(xué)會(huì) 森田良行(1987) 「自動(dòng)詞と他動(dòng)詞」『國(guó)文法講座6』明治書(shū)院 吉川武時(shí)(1989) 『日本語(yǔ)文法入門(mén)』アルク 山田浩三(1976) 「自動(dòng)詞・他動(dòng)詞について(1)」『紀(jì)要』第1號(hào)、國(guó)際學(xué)友會(huì)日本語(yǔ)學(xué)校
日語(yǔ)知識(shí)點(diǎn):日語(yǔ)在語(yǔ)匯方面,除了自古傳下來(lái)的和語(yǔ)外,還有中國(guó)傳入的漢字詞。近來(lái)由各國(guó)傳入的外來(lái)語(yǔ)的比例也逐漸增加。在對(duì)人表現(xiàn)上,日語(yǔ)顯得極富變化,不單有口語(yǔ)和書(shū)面語(yǔ)的區(qū)別,還有普通和鄭重、男與女、老與少等的區(qū)別,以及發(fā)達(dá)的敬語(yǔ)體系。而在方言的部份,以日本東部及西部?jī)烧唛g的差異較大,稱(chēng)為關(guān)東方言和關(guān)西方言。此外,對(duì)于失聰者,有對(duì)應(yīng)日語(yǔ)文法及音韻系統(tǒng)的日本手語(yǔ)存在。
日本留學(xué)網(wǎng)https://riben.liuxue86.com友情提醒,點(diǎn)擊日本留學(xué)網(wǎng)考試頻道可以訪(fǎng)問(wèn)《動(dòng)詞の自他について》的相關(guān)學(xué)習(xí)內(nèi)容。