<W杯決勝>イタリア、PK戦制し優(yōu)勝

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サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大會は第25日の9日午後8時(日本時間10日午前3時)、ベルリンで決勝のイタリア-フランス戦が行われ、イタリアが1-1のまま迎えたPK戦を5-3で制し、24年ぶり4回目の優(yōu)勝を果たした。
    鉄壁の守備を誇るチーム同士の対戦は、予想に反して序盤から動いた。フランスは、マルダがペナルティーエリアで突破を図ったところをファールで止められ、PKを獲得。これをジダンが意表を突くチップキックで決め、前半7分に先制點を奪った。イタリアは同19分、ピルロの右CKからマテラッツィが高い打點のヘディングシュートを決め、すぐさま同點に。同30分過ぎにも、ピルロの右CKから今度はトニが頭で合わせたが、これはバーをたたいた。
    フランスは後半、アンリが強引な縦への突破で好機を作れば、ジダンも巧みなボール扱いでまわりの攻撃參加を促し、立ち上がりを優(yōu)勢に展開.攻守の要であるビエラが後半11分に負(fù)傷交代したものの、以降も試合の主導(dǎo)権を握った。動きの悪いトッティらを交代させたイタリアは同32分、ゴール正面でFKを得てようやく好機をつかんだが、ピルロの放ったシュートはゴール左へわずかに外れた。
    延長も流れはフランス。延長前半9分、リベリが中央突破からゴール右に際どいシュートを放つと、同13分、サニョルのクロスから走り込んだジダンがフリーの狀態(tài)でヘディングシュート。しかし、イタリアGKブフォンが驚異的な反応でこれをしのいだ。
    そして延長後半5分、フランスに予期せぬ事態(tài)が訪れる。競り合い後にマテラッツィと言い合いになったジダンが頭突きをし、レッドカードで退場処分に。流れを失ったまま迎えたPK戦で、後攻のフランスは2人目のトレゼゲが失敗。4人目まで成功していたイタリアは、5人目のグロッソも確実に決め、24年ぶりにW杯を制した。
    小編略注:PK戦「ピーケーせん」サッカーで、時間切れで同點の時、両チーム各五人の選手によるペナルティー‐キックで勝敗を決める方法。ペナルティー‐キック戦。互罰點球決勝。
    CK (サッカー)攻撃側(cè)がコーナーエリア內(nèi)から行うプレースキック。角球。
    FK(free kick)任意球GK(goal keeper)守門員レッドカード(red card)紅牌ジダン(Zidane)齊達(dá)內(nèi)